医療関係者の方へ

診療科紹介:眼科





眼科を受診される方へ

 当院の眼科外来は、月・水・金曜に行っています。予約制を基本としています。

 受診の際、病気の状態によっては、目薬で瞳孔を開き、目の奥(眼底)を診察する場合があります。 この検査後は、4~5時間(個人差があります)は眩しく感じ、ぼやけてものが見えにくくなる為、車の運転等危険を伴う作業は避けたほうが良い状態となります。このため、家族の送迎や公共機関をご利用での来院をお勧めします。

 火・木曜は終日手術日です。外来診療は行っておりません。
なお、急患の方は外来日、手術日とも、この限りではありません。電話にてご連絡ください。病態によっては当日の緊急手術にも対応します。

診療内容

糖尿病網膜症

 糖尿病は現在、成人の8人に1人、予備軍を含めると4人に1人というほど多く、増加傾向で誰でも罹りうる病気です。しかし、眼症状はかなり病状が進行するまで自覚症状に乏しいため、気がつかず放置している方も少なくありません。
 当科では、内科と協力しながら早期の糖尿病の患者さんの生活指導から網膜症を発症した方の治療まで、幅広く対応いたします。眼科ではレーザー治療が第一ですが、網膜症が進行した方には硝子体手術を行っています。

黄斑円孔・黄斑上膜

 黄斑円孔・黄斑上膜では初期にはものを見る中心部に歪みやかすみが起こります。進行すると、歪みだけでなく視野の真ん中が見えなくなります。
 どちらの病気も黄斑部にある薄い膜を剥ぐ硝子体手術で治療を行っています。

網膜静脈閉塞症

 網膜静脈閉塞症とは、網膜の血管(静脈)が詰まる病気です。糖尿病網膜症と並び、眼底出血を起こす代表的な原因に挙げられ、50歳以上の方に起きやすい病気です。網膜静脈の一部が詰まる「網膜静脈分枝閉塞症」と中心部が詰まる「網膜中心静脈閉塞症」の2つに分けられ、病状や治療方針が異なります。
 当科では、黄斑部の浮腫(むくみ)に対する治療として、レーザー治療、抗VEGF薬硝子体注射、硝子体手術などで対応していきます。

網膜剥離

 網膜剥離は、前兆として飛蚊症(虫の様なものが飛んで見える)や光視症(光が当たってないのに当たった様に感じる)を生じることがあります。網膜剥離になると視界で見えない所が出て来ます(視野欠損)。早期発見ができれば、レーザー治療で治すことができます。網膜が一度、剥離してしまうと、手術加療が必要となります。
 当科では手術が必要なかたも硝子体手術で対応することができます。

加齢黄斑変性症

 加齢などの原因により網膜の中心部分の「黄斑」に異常が生じる病気です。欧米では成人失明原因の第1位で、日本でも患者数が増加しています。病気のタイプとして、滲出型、萎縮型があり、主に治療の対象となるのは滲出型です。
 当科では、抗VEGF薬硝子体注射を行い、視力維持を目指しています。

白内障

 白内障は、最初は目のかすみやまぶしさから始まり、進行すると視力が下がってきます。有効な治療としては、手術治療になります。
 当科では、安全性を重視した白内障手術を行っています。2泊3日の短期入院で手術を行っており、全身疾患のある方でも安心して手術を受けることができます。

緑内障

 緑内障の患者さんは、40歳以上で20人に1人、70歳以上では10人に1人いるといわれています。自覚症状に乏しいため、気づかずにいる方が多い疾患です。早期発見早期治療が重要な疾患で、早期発見できれば、視力低下をきたさずにすみます。なんとなく目が重たい、疲れやすい、視野が狭い感じがするなどの症状がある方は、一度受診してください。
 治療は点眼の継続です。当科では、点眼治療にもかかわらず、緑内障が進行する方には、手術治療を行っています。

小児眼科

 小児の眼疾患として、斜視・弱視、眼瞼下垂、内反症、鼻涙管閉塞症などがあります。小児は診察も難しく、眼も特殊であり対応に困ることもあると思います。
 当院では、小児の診察も多数行っておりますが、加療は他院にお願いすることがあります。

眼科一般

 当科では、他の眼科疾患についても幅広く対応しています。
麦粒腫、霰粒腫、内反症、眼瞼下垂など眼瞼疾患、翼状片、結膜弛緩などの結膜疾患、アトピー性皮膚炎の眼合併症など、遠慮なくご相談ください。
 なお、角膜移植など、より高度な治療が必要な方は佐賀大学病院と連携して治療を行っています。セカンドオピニオンのご相談での受診もどうぞ。
とにかく、眼で不安なことがあれば何でもご相談ください。

スタッフ紹介

岩切 亮
岩切 亮
眼科医長
平成10年卒
専門・所属等 日本眼科学会認定眼科専門医
日本眼科学会認定指導医
医学博士
身体障害者福祉法第15条第1項に規定による指定医師(眼科)
眼科のことで分からないことがあれば何でも質問して下さい。
髙木 由貴
髙木 由貴
眼科医師
平成25年卒
嬉野の医療に貢献できるよう努力いたしますので、よろしくお願いいたします。

手術実績

平成28年度

水晶体再建術 625例
硝子体手術   89例
緑内障手術   2例
翼状片手術   8例
その他     8例  合計 732例(同時手術含む)