外科では消化器、呼吸器、乳腺・内分泌の疾患をそれぞれの領域別に担当医を決めて、特化した形での診療体制をとっています。

年間約650例の手術を行い、そのうち約40%は癌に対する手術です。治療方針に関してはチーム医療を重視し、消化器内科、呼吸器内科、放射線科との合同カンファランスで決定しており、手術あるいは化学・放射線療法など、個々の患者様に最適な治療ができるように努めています。

当科においては適応基準があえば、肺癌や消化器系の癌に対して胸腔鏡や腹腔鏡と呼ばれる内視鏡を用いた低侵襲手術いわゆる“体に優しい手術”を積極的に取り入れています。 進行癌に対しては外科治療のみならず、抗癌剤を用いた化学療法、放射線療法を組み合わせた集学的治療を行っており、生活の質(QOL)を維持しつつ、治療成績の向上を目指しています。

急性虫垂炎、消化管穿孔、腸閉塞など年間約100例の緊急手術も行っており、救急医療にも力を入れています。

診療内容

消化器外科

胃癌、大腸癌、肝癌、胆道癌、膵癌といった悪性疾患に対する手術を中心に行っていますが、胆石症、急性虫垂炎、ヘルニア、穿孔性腹膜炎などの良性疾患に対しても手術を行っています。

胃癌は年間約50例、大腸癌は約80例の手術を行っています。早期癌症例に対しては腹腔鏡手術を積極的に導入しており、低侵襲手術を心がけています。また、進行がんに対しては、術後化学療法として抗癌剤、分子標的薬を加えた薬物療法をおこない、集学的治療に取り組んでいます。

肝・胆道・膵の悪性疾患に対し、年間約20例の手術をおこなっています。肝細胞癌、肝内胆管癌、転移性肝癌、進行胆嚢癌などに肝切除を行っています。 従来は肝切除ができないと判断されていた場合でも、術前に門脈塞栓術を行い、残る肝臓を肥大させることで切除可能となることもあり、積極的に肝切除の適応を拡大しています。

呼吸器外科

肺癌、気胸、縦隔腫瘍など年間約80例の手術を行っています。
いずれも胸腔鏡を用いた手術を積極的に行っており、呼吸器手術全体の78%、肺癌症例の80%を占めています。進行肺癌に対して、術前・術後の抗癌剤治療を行って、治療成績の向上に努めています。

乳腺外科

年間約40例の乳癌の手術を行っています。 その内30%は乳房の一部の切除にとどめる“乳房温存手術”でした。また脇のリンパ節への転移の有無を術中に確認し、過大なリンパ節廓清は省略する“センチネルリンパ節生検”を行っています。

スタッフ紹介

岡 忠之
岡 忠之
副院長
昭和55年卒
専門・所属等 呼吸器外科/乳腺・内分泌外科担当
外科専門医
呼吸器外科専門医/指導医
気管支鏡専門医/指導医
日本胸部外科学会認定医
日本胸部外科学会認定指導医
日本消化器外科学会認定医
日本がん治療認定医機構認定暫定教育医
身体障害者福祉法第15条第1項に規定による指定医師(外科)
呼吸器外科全般を広く診療しています。特に早期肺がんに対しては胸腔鏡補助下手術、局所進行肺がんに対しては化学療法併用の手術、また肺門型肺がんに対しては気管支形成術を応用した肺機能温存手術を積極的に行っています。
近藤 正道
近藤 正道
外科医長
平成5年卒
専門・所属等 呼吸器外科専門医
日本外科学会認定外科専門医
日本がん治療認定医機構認定指導医
マンモグラフィー読影認定医
患者さんへ優しい治療を目指します。
黨 和夫
黨 和夫
外科医長
平成8年卒
専門・所属等 日本外科学会認定外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定消化器外科専門医・指導医
日本消化器外科学会認定消化器がん外科治療医
日本がん治療認定医機構認定がん治療医
日本外科学会認定外科医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本内視鏡外科学会評議員
胃・大腸の腹腔鏡手術を主として消化器外科手術の研鑽を積んでまいりました。
地域医療に貢献できるように努力していく所存です。
田上 幸憲
田上 幸憲
外科医師
平成23年卒
専門・所属等 日本外科学会認定外科専門医
地域に貢献できるように頑張りたいと思います。
福嶋 絢子
福嶋 絢子
外科医師
平成24年卒
専門・所属等 日本外科学会認定外科専門医
誠心誠意でつとめます。
ご不明な点がありましたら、いつでも遠慮なくご相談ください。
中司 交明
中司 交明
外科医師
平成24年卒
地域医療に貢献できるようがんばります。
白石 斗士雄
白石 斗士雄
外科医師
平成26年卒
地域医療に貢献できるよう頑張ります。よろしくお願い致します。

診療実績